2012年05月22日

「ブラック企業力」

瀧本哲史氏のtwitterで、「ブラック企業力」というワードを知りました。その定義は、「強引な営業、わかりにくい価格政策、取引業者への圧迫、長時間労働、低賃金など。」だそうです。そして、「コモディティビジネスは、ブラック企業力で、勝負がつくという、恐ろしさ」ということも言っています。
*コモディティ(commodity)=日用品、特徴のない、差別化しにくい商品

ベンチャーや中小企業にだけでなく、1部上場の大企業でも、「ブラック企業力」を発揮している所は意外と多いです。「取引業者への圧迫」は日常的ですし、自社の社員ではなく、下請企業の社員へ間接的に「長時間労働、低賃金」を強いています。

競争優位の源泉が「ブラック企業力」であっては企業として存在価値がないです。それよりも、継続的にイノベーションを起こせる強い組織になり、非コモディティビジネスを常に開拓していることが大切です。それには、企業規模の大きさはそれほど関係がないはずです。私たちはそれを証明するために、日々仕事をしている部分もあるかもしれない…そんなことを一つの「つぶやき」から内省しました。
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2012年02月28日

亜熱帯から雪国へ

先週は、週のほとんどが香港での工場見学・市場視察そして福井県小浜市へと、亜熱帯から雪国への出張でした。
不在の間に溜まっていた、一週間分の新聞を一気に読みました。いつも以上に中国関係の記事が目に入ってきます。日本の法人の香港への本社移転(雑貨店「フランフラン」)・中国、内陸も労働者不足、香港での「中国標準語」話す人口が英語を上回る(日経新聞23日朝刊)…

世界は猛烈な勢いで動いている。

その中で、日本は世界で一番たくさんの課題を持っている国です。それは、今後世界中で発生する課題に一番早く直面しているということでもあります。

人口減少・少子高齢化社会、政治・行政の機能不全、財政悪化、グローバル化による産業の海外シフト・技術革新による製品のコモディティ化…

課題を上げたらキリがありませんが、これらの課題を解決することが、日本が世界で生き残る唯一の方法で、世界に貢献できることだと確信しています。

自分たちの日常の仕事・取り組みが、常にこれらのことにつながるように…

これは、今後もぶれないであろう、自分の大切にしたい意思のひとつです。
先週は、いろいろな刺激を受けて深い思考ができました!
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2012年02月06日

「経営支援室」という仕事

1月から会計会社でのコンサルティング部門(=経営支援室)の立ち上げの案件を依頼されました。
会計事務所の業務は、安価で使い勝手のよい会計ソフトなどの普及などでコモディティ化(=日用品化)が激しく、業務を効率化して適正価格にすると顧客の獲得は比較的容易にできます。そんな中でも、顧客によっては価格よりも「実効性のある提案」をしてくれる事務所を求めているという声が多いです。そういった声に対応するための部門を作りたいということで依頼されました。

私自身は、どちらかというと広く顧客を開拓することにあまり興味がありません。広さより深さを求めています。これは、ずっと言い続けていることですが、外部のコンサルという視点ではなく、常に顧客企業の経営企画部の担当という意識を持って仕事をしています。ですので、仕事は商品や文化に共感できる企業に限られてきます。今は未熟であっても、志を持って「王道の経営」を志向しているなら、それでも十分です。

自分自身の志向性を伝え、それで結構だということで、今回の業務が始まりました。本業ともシナジーを発揮するものだと考えていますので、じっくりと「経営支援室」を育てていきます。チャレンジングな仕事になっていくことも楽しみにしています。
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2009年10月21日

「未来経済入門」


ビジネス読解力を伸ばす未来経済入門

ビジネス読解力を伸ばす未来経済入門

  • 作者: 小宮一慶
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2009/09/29
  • メディア: 単行本




備忘録
未来を創る地域デザインプロジェクトメンバー必読の一冊!?」


今日から、関西に来ている未地プロメンバーIさんと時間が合ったので、大阪の北浜で22時前からと遅い時間でしたが、終電ギリギリまで、食事しながらいろいろと話をしました。

やっぱり、直接話をすると、一気に細かいことまで伝えられるからいいですね!

京都で種を蒔いているものが、いろいろと芽が出てきた時期なので、それらについて共有して、かなり深い話ができました。

今日、いろんな話をした中の一つに、「最近読んでいる本は何か?お勧めの本は何か?」というものがありました。

私が、鞄の中から一冊の本をテーブルに取り出しました。「未来経済入門」(小宮一慶著 ビジネス社)というものです。

すると、Iさんから笑みが…

ごそごそと、鞄を漁るIさん。そこから出てきた本も「未来経済入門」でした。(笑)

この本についても、かなり話が盛り上がりました!

ありそうで無かった切り口の本なので、とても参考になる一冊でした。



本の帯より
・なぜ小国デンマークが世界一の幸福国家?
・今日までの世界変動は「1989年」がきっかけ?
・サウジアラビアが世界の農地を買いまくる理由とは?
・税収の8倍超もの長期債務を持つ国家・日本
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2009年06月03日

森林ノ牧場

◇備忘録
6月2日
バイオガス施設に隣接する森林ノ牧場


京丹後_DSCN2338.jpg
森に放牧されている牛たち

京丹後_ DSCN2315.jpg
ストローベイルハウス

・荒れた森林や里山に牛を自然放牧する森林酪農。
・牛たちが下草を食べることによって森が明るくなり、豊かになる。
・森林や里山に新たな価値を生み、地域に仕事をつくり、地域を元気に。
*アミタ社資料より


京丹後_DSCN2334.jpg
牛が放牧されている森は周りの鬱蒼とした森と比較すると明るさが全く違います。

京丹後_DSCN2335.jpg
森の中に広がる田んぼ

普段、ほとんど牛乳を飲まない私も、ここの「森林ノ牛乳」は本当に美味しく頂くことができました。というよりも、本来の牛乳というのはこちらのものなのでしょうね。


森林ノ牛乳
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京丹後循環資源製造所

6月2日


京丹後_DSCN2314.jpg     京丹後_DSCN2324.jpg
正面入口                  国内有数の規模のメタン発酵槽

京丹後_DSCN2322.jpg    京丹後_DSCN2321.jpg
投入棟                  投入された無数の油揚げ


「いい会社を世に出す」、これは自分の使命だと思っています。
また、人からも私の使命だと認められたいものです。

「いい会社を世に出す」ことは、単にその企業の認知度を上げるための活動ではありません。事業として「持続可能」なものにする様々な取り組みが「いい会社を世に出す」ことだと考えています。

まだ、自分の言葉で明確な定義づけはできていませんが、「持続可能」という言葉はとても深いものです。


以前、雑誌の誌面づくりの企画で関与させて頂いた、アミタ鰍フ京丹後市にあるバイオガス施設を訪問しました。

→こちら

アミタ鰍ヘ「持続可能」というコンセプトで、様々な事業に取り組んでいます。

やはり、実際に自分の目で見ることによって、一気に事業の全体像を理解することができました。

バイオガス施設は、実証研究などを含め稼働して3年になります。最近になって、初めて単月での黒字を実現したそうです。



◇バイオガス施設
食品の廃棄物(アミタ社では食品系未利用資源と呼んでいます)は処分する際にも、焼却処分などで化石燃料を使ったり、埋め立て処分をしたりと資源を浪費しています。

食品系未利用資源をメタン発酵させ、バイオガスを生成し、そのエネルギーで施設を稼働させます(余ったエネルギーは電力会社へ売る)。施設を稼働させた結果、一切の化石燃料を使用せずに、食品系未利用資源は肥料などに生まれ変わり、排水も法基準より厳しい基準で水処理され河川に戻されます。



まだまだ、年間で黒字を確保するには難しい状況ですが、決して不可能なことではないと考えます。というよりも、不可能なことにしてはいけないのかもしれません。
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2009年01月26日

REAL NIKKEI Style 2009 Early Spring vol.4 〜webから記事の一部が読めるようになりました〜

REAL-spring.jpg


アミタ社に関しての記事→ こちら

自分の仕事を説明する時、いつもそれを簡単に表現できる言葉が無く、人に伝えるのに苦心しています。

ただただ、「いい会社を世に出したい」という想いで働いています。
そういう会社を世に出すことに時間と命を使いたい。ほんと、それだけです。

単純です。しかし、単純なことほど、人に伝えるのは難しいものだと実感しています。


仕事の報酬は仕事…いい仕事をしたいから、目の前の仕事で結果を出し続ける。

仕事の報酬は仕事…いい仕事は人格を鍛えてくれる。

仕事の報酬は仕事…いい仕事は人とのいい関係性を作ってくれる。


このサイクルがおもしろいから、仕事をしているのだと思います。

だから、一生第一線に居続けたいと思っています。


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2009年01月20日

REAL NIKKEI Style 2009 Early Spring vol.4

1月21日は日本経済新聞出版社「REAL」春号の発売日です。

縁あって、半年ほど前にこの「REAL」の企画の一つに関与するようになりました。

10月3日の企画会議の席で、私がいい会社だなと思っているある企業の話を出させて頂きました。

ある企業とは、東京の*アミタ株式会社です。

*大証ヘラクレス上場/環境リスクの調査・研究、コンサルティング事業を手がける総合環境ソリューション企業



そこから、2か月も経たないうちに、いつの間にか、この企画にアミタ社には、どうしても入ってもらいたいという話になりました。

と言うのも、編集の方が知れば知るほど、このアミタという会社に興味を持ち魅力を感じられたからです。

当然、私は最初からその魅力は知っていたのですが、第3者に伝えるのが大変です。

最初の企画会議の場では、私が話しても魅力の10%も伝わっていなかったと思います。アミタ社の取り組みを口頭だけで説明することは、大変難しいです。

それが徐々に回を重ねるごとに伝わっていきました。


この企画をカタチにするために、

自腹で東京にも行きました&始発で東京にも行きました(笑)

やっとひとつカタチになりました。


立ち読みでも結構です。P60、61の記事を読まれた感想を頂ければ嬉しいです。今の、私は既に気持ちが入り込んでいて客観的には見れないので、初めて見た方の感想というのがとても参考になります。ご感想お待ちしております!
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2008年12月26日

「われは道を探す。道なくば道をつくる」

自分の考えを整理するために…
自分以外の人の知恵を借りて創発を起こすために…

書いた備忘録日記です。


平成20年3月期のトヨタの連結の実績は、下記の通りです。
売上高 262,892億円  営業利益 22,703億円 

そして、当初の業績予想@から半年で、業績予想の修正として、
A「売上高△20,000億円・営業利益△10,000億円」の下方修正。

さらに、1.5ヶ月後には、B「売上高15,000億円・営業利益△7,500億円」の下方修正



◆トヨタ社業績予想の推移
        売上高      営業利益
@5/8    250,000億円    16,000億円
 ↓
A11/6    230,000億円     6,000億円
 ↓
B12/22   215,000億円   △1,500億円



桁が大きすぎて、あまり実態を認識できません。

そこで、販売台数に置き換えてみると、

トヨタの投資家向け説明会資料では1台あたりの販売単価は200〜250万円としているので、35,000億円(売上高@−A)÷200〜250万円/台→約155万台

当初の年間の販売予想台数が約906万台ですから、その予想から約155万台減っています。しかも、そのほとんどが下半期での減少です。

その原因の一つに、アメリカでは、審査のハードルが低いローンで消費者を煽って販売台数を伸ばしていたという事実があります。


経済成長のためには、外需でも内需でも何でも消費を増やせばよいのか?

消費を煽ることで、経済成長のスピードを上げることに意義があるのか?

本当に必要な需要(多額の開発費が必要な環境車)で成長できているのか?

去年のトヨタは過去最高益(営業利益2.3兆円)であるのに、調整弁のごとく派遣労働者を切り捨ててもいいのか?

それで、CSR経営を標榜しているトヨタの品性ってなんなのか?


そういう社会的な矛盾はいつの時代もあるもので、無くなることはありません。

ですが、社会的な矛盾を少なくすることが政治家や国家公務員や大企業の経営者などの仕事だと思います。

しかし、それらの役割を担う人の多くには品性も哲学もありません…

政治家なんて、既得権を守ることにしか興味がない人ばかりです。

ならば、政治家の収入を思いっきり低いものにして、本当に志のある人しか、その職に就こうと思えないものにしたらいいのではないでしょうか…


こういう状態をうまく表現した文章が「竜馬が行く」にありました。
こちら


社会的な矛盾はいつの時代でもある。ですが、それに対して諦めたり、不平だけを言う
つもりはありません。

道がないなら、道をつくるだけです…




「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」
こちら

「われは道を探す。道なくば道をつくる」
→古代スカンジナビア人の紋章はツルハシで、そこに刻まれている句。
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2008年11月19日

企画を通す…

043.jpg

私の出した企画を、実務家の方にすごく評価して頂けることがありました。

特に、奇抜なアイデアでもなく、既存のものを組み合わせ、そこから新たに価値を創り出すというものです。ですが、その組み合わせが、有機的なものでなければ、継続できるものではありません。

その企画は、自分自身のライフワークだと思っています。

そこまで大袈裟な表現でなくても、その企画を考えている時、とくかく無心になって、集中しています。

最終的なカタチには、簡単にできるとは思っていませんが、必ずカタチにできると思っています。


その企画から生み出されるものが「私は私」で居られるフィールドです。


そして、こういう機会を頂けているのは、いろんな人の直接的・間接的な支えがあるからです。

自分一人じゃ大したことはできない…そして、自分一人でできてしまうことなんて、おもしろくない…
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2008年11月10日

「いい会社」の定義って何でしょうか?

「いい会社」の定義って何でしょうか?

最近、このことについてよく考えます。
そんな中、何の本かは忘れましたが、ふと頭に飛び込んでものがありました。



@従業員満足度が高い

A顧客満足度も高い

Bそして社会に与える影響も大きく、広い…



すごく、簡単な定義です。ですが、全てを表していると思います。

「お客様第一主義」を謳い、顧客満足度(Customer Satisfaction)の向上を最重要課題としている、企業はたくさんあります。ですが、そういう会社の競争優位性の源泉は労働力の搾取によって形成する価格優位性であることが多いです。(マクドナルドの偽装管理職問題など…)

短期的になら、その方が成果は出ます。ですが、長期的に考えれば、それでは、質の高いサービスを継続的に提供することはできません。
(従業員の勤続年数が延びないから、ノウハウが蓄積しない)

ですので、従業員満足度(Employee Satisfaction)は顧客満足度(CS)より上位にくる項目だと思います。

そして、いい会社は、「社会に与える影響も大きく、広い…」を目指すべきなのだと思います。

また、「いい会社」の経営者の方々は驕りというものがない…
人によって、態度を変えない…

というものがあると思います。

成功して驕ったり、人によって態度を変える人は、「志が低い」ということに尽きると思います。成功によって、志の低さが露呈してしまう…

成功は目的を達成するための手段です。成功することが目的ではありません。
posted by 田辺 大 at 20:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

いい会社をつくりましょう。 ‐たくましく そして やさしく‐

伊那DSCN1857.jpg    伊那DSCN1859.jpg
本社かんてんぱぱガーデン

備忘録

8月29日(金)、8月30日(土)


いい会社をつくりましょう。
‐たくましく そして やさしく‐

「いい会社をつくりましょう。」という社是で有名な長野県伊那市にある、伊那食品工業さんの本社工場を協働している企業様と訪問しました。

「いい会社をつくりましょう。」(→こちら)という伊那食品工業さんの塚越会長の本を読み、超長期的視野での経営・社員満足度の高い職場、研究開発型企業のベンチマークとしたい企業だと強く思いました。

当日は、伊那食品工業さんの取締役秘書広報室長の丸山様が直接案内・説明をして下さり、50年かけて作り上げてきた独自の企業風土への理解を深めることができました。

お話や本から受ける印象として、塚越会長はとても合理的な考え方をされる方だと思います。また、真に合理的な考え方をされる方というのは、利他的な考え方ができる方だと思います。中途半端な合理主義者であれば、どうしても利己的な考え方に囚われるものだと思います。

超長期的な視野で見れば、利己的な考え方で得るものは少ないですから…


「…社員のモチベーションこそが生産性を一番高くするからです。機械はカタログの数値しか能力はありませんが、人間はやる気を出せば何倍もの力を発揮します。それが社員の幸せを一番に考える経営の原点です。」日経ビジネス2007年9月3日号 塚越会長談

50年かけて作り上げてきた企業風土、それらをそのまま取り入れることはできません。それは、その企業の業種や取り扱うもの、地域性によって条件が変わってくるからです。ですが、大切にすべき本質的なものは同じはずです。

夜は、そういったことについて食事をしながら協働する企業様との間で有意義なお話をすることができました。とても、貴重な時間でした。

また、こういったベンチマークツアーを企画したいと思います。


伊那DSCN1851.jpg
伊那の名物ソースかつ丼
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2008年07月03日

起業を煽らない起業家支援

夕方からあった、新規プロジェクトのミーティングの際にふとタイトル書いた「起業を煽らない起業家支援」という言葉が頭に浮かびました。

私は、「起業」という言葉があまり好きではありません。それは、世の中に「起業を煽らない起業家支援」というサービスがほとんどないからだと思います。「起業」は手段であって目的ではありません。世の中にある、起業家支援のサービスはほとんどが「起業」を目的にしてしまっていると思います。国などが税金を使って、やっているものなども散々なものが多いと思います。

もっと、「世の中に対して事業を通じて、どう貢献したいのか…」というようなことを考えるべきだと思います。当たり前のことですが…そういう哲学がない事業は、ただのゼロサムゲームだと思っています。

「起業を煽らない起業家支援」というロールモデルを作る。今日のミーティングの中で、新たな課題が生まれました。
posted by 田辺 大 at 23:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月15日

VS 粉飾会社の経営企画室

粉飾しても、意味が無いのですが…


上場会社の場合は、粉飾して株価を維持してファイナンスで資金を調達する。そして、仕入や設備投資など様々な名目でキャッシュアウトして、循環取引で架空売上を計上する。さらに、関係会社への出資金などという名目でさらにキャッシュアウトして、資産隠しに移る…そして、歪なバランスシートが出来上がる。

この会社の有価証券報告書を見ていると、銀行は何十億というお金を貸しています。本当に、銀行は「お金を右から左に流す」だけで、そこに何の思慮もありません。ここまで思慮がないのは、いたって単純な理由があると考えています。「規模の経済」が働く業種だから、実力以上の利益が上がるという構造だからと考えています。だから、こんな焦げ付きぐらいは許容範囲なのでしょう…

何十億円と比べると圧倒的に少ない金額ですが…また、貸倒れにしても知れている金額なのかもしれません。ただ、粉飾と分かっていて見逃すのは癪なのです。

そこの会社の経営企画室の部門長や取締役宛に電話しても明らかな居留守。電話対応に出る、スタッフはスクリプトで訓練?されているのか、誰が出ても同じ様な対応です。

まぁ、開き直ると上場会社でも単なる輩と同じです。(そもそも私は上場会社というものにステータスを感じていませんが…)後で、何とか捕まえた部門長もその態度はテレビでよく見るような悪徳業者と同じです。人間の大変醜いものを見た一日でした。


この人達は何を目的にして仕事をしているのでしょうか…
生きるために、人を騙してもいいのでしょうか…哲学がなく、騙している意識のない人も罪だと思います。
哲学のない企業経営に何の意味があるのでしょうか…



「虚業はお金を生んでも、虚しさが残るだけ。」



こんな嫌な気分になった一日から、何か得るものを探しましたが…今は何も浮かびません。
とりあえず、記録に留め…冷静になってから、考えるとします。


理想の“経営企画部”を作るためには、最低なものを知っておくのも必要かな…
posted by 田辺 大 at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

「偽装管理職」〜企業の”志”は株価では測れない〜

マックの店長は非管理職… 「マック判決(東京地裁)」

知り合いの方で、チェーンストアで働いている方から、マック社より処遇面でひどくないものの、自社も「店長=管理職」との位置づけであるとのお話を聞きました。店長は一番早く出社して、一番最後まで店にいる。それに見合った処遇ではないし、残業代も一切出ない。


管理職の定義とは以下の通りとされているようです。


1 管理職として扱う場合は、経営との意思疎通(対話機会の確保)を条件とする。
2 勤務実態、職務の重要性に応じて、社会的にみて十分な対価を払う。
3 出社、退社時間を含め、勤務時間について大幅な自由度を認める。
(日本エス・エイチ・エル 代表取締役 清水 佑三 氏)


(*清水氏の定義は非常に分かり易いと思います。特に「経営者との意思疎通(対話機会の確保)」の部分にはかなり共感できます。指示・命令でしか社員と接することができない経営者と社員と対話ができる経営者では、かなり大きな違いがあると思います。後者の方には人間の器の大きさを感じます。)


であれば、ほとんどの中小企業には管理職はいないということになります。それは置いといて…多くのチェーンストアはビジネスモデルとして不完全なものが多いのではないでしょうか。つまり、利益の源泉を社員や管理職のサービス残業などに大きく依存しているということです。

といっても、株式市場では、残念ながら社員に払うべき人件費を払わずに見かけの経常利益を上げている経営者と企業が評価されます。数字で表すことができない部分にこそ、企業のコア・コンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)があるのだと思います。また、企業の”志”は株価では測れません。
posted by 田辺 大 at 18:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

サービス業でコストを減らすには、この方法しかない…


「同じミスを二度起こらないようにする」


シンプルですが、これしか無いと思います。
当たり前のことですが、同じミスを繰り返すのはロスでしかないです。お客様に、それをやってしまうとCS(Customer Satisfaction 顧客満足度)は、どんどん下がり離反していきます。そして、LTV(Life Time Value 顧客生涯価値)も低下していきます。

当たり前のことを当たり前にする。これが基本で一番難しいことです。

冒頭の言葉も、京都を中心に活躍されている著名な経営コンサルタントの方のものです。上流のコンサルティングをされる方だからこそ、基本を大事にされている。

どこかの大手FCの様に、払うべき賃金を払わずに見かけの利益を増やして喜んでいるのは、経営ではないと思うのです。経営ごっこ、会社ごっこです。そんな経営者の本が売れる世の中って…分かり易いものがウケる世の中なのでしょう…

そんな中でも、「有意義な目的」・「明確な価値観」、「未来のイメージ」をしっかり持った、或いは作ろうとしている経営者・企業と仕事をさせて頂けることは、ありがたいことです。

しっかりした理念を持って、地道に経営に取り組んでいる地域密着型FCの経営者の方と長時間に渡り、お話させて頂く機会があり、改めていろいろと考えました。
posted by 田辺 大 at 18:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

「もちろんOKです!」

PONTAのキャリアゼミ「有言実行でトビラを開こう!それに寂しいのはイヤやし」
http://www.ponta.co.jp/message.html


本田さん:「教室の写真撮ったので、肖像権放棄してね〜(笑)」
私:「もちろんOKです!」



神戸を中心に全国で活躍されているキャリアコンサルタントの本田勝裕さんを知ったのは4年以上前になります。

いつかは仕事、仕事以外でも一緒に何かをする機会を持てればいいなと思っていたところ、先週お会いする機会がありました。

思ってもいない縁からのつながりです。不思議なものですね。

そんなわけでほんの少しですが、写真に映り込みました。

キャリアデザインという分野には、昔から興味がありました。キャリアデザインが明確になると人は活き活きします。自分自身もそうです。また、自分の周りの人のキャリアデザインを明確にする手伝いも大変やりがいのあることです。

案外、自分自身のことになると客観的に考えることができないので、周りの人のキャリアデザインを考えることは、自分自身のキャリアデザインを考えることでもあるのかもしれません。
posted by 田辺 大 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

「経営戦略のユニバーサルデザイン化」

本日は、東京にて企業様の新規事業の2回目のヒアリングを行いました。この事業は、いろんな関係者でのアライアンスによっていろんな可能性を持っています。

私達の仕事は「経営戦略のユニバーサルデザイン化」だと思っています。綺麗で立派な経営計画書を作るだけでは、全く意味がありません。

経営者、従業員、外部関係者の全てのステークホルダーが理解でき活用できるもにしなければなりません。

事業の成功のカギの多くは経営者自身が持っています。私達の仕事は、そのカギを見つけやすくするお手伝いをすることだと思っています。

経営者の頭の中にあるデザインが誰もが使える「ユニバーサルデザイン」になる。そうして、全てのステークホルダーのベクトルが合い易くなり、ロスも少なくなる…

「ユニバーサルデザイン」の定義は割愛しますが、「ユニバーサルデザイン」の定義は工業製品のような有形のものだけでなく経営戦略という無形のものにも、そのまま通ずると考えています。                        

 帰阪する新幹線の中にて
posted by 田辺 大 at 22:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

セカンドステージ「IC」

ICとはインディペンデント・コントラクター(=独立業務請負人)の略語です。

明日から、所属している企業との契約を雇用契約から業務請負契約に切り替えICとしての生活が始まります。

特に、急に何かが極端に変わるというわけではありませんが…確実に変わります。一度きりの人生なので、既成概念に捉われずに、イキイキと仕事をしていきます。(むずかしいことは言いません)

 「…人生は何事も為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い…」

 「苦労も多い。めんどくさい。だけど、自分はこれをやらずにはいられない」
             戸田智弘 著「働く理由」より


 この二つの文章は、今の自分の想いに通じるのもがあります。

 以前の自分自身と違って、びっくりするぐらい今は焦っていません。未知の領域に飛び込むにも関わらず…「これをやらずにはいられない」という意識で集中できているのか…理由はよく分かりません。集中できている時は余計なことを考えないからか…

 今日も、一つ組織を超えた人のつながりで、最高にいいホームページができる確信を得てきました。あれだけ、社員さんが楽しみにしているホームページは、そうないだろうなと…個々の社員さんの撮影に立ち会って実感しました。ホームページは社外広報だけでなく社内広報の機能も同じぐらいもつものです。完成が楽しみです。

HP撮影.jpg
posted by 田辺 大 at 21:50| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

四谷にて

DSCN0821.jpg
 
 今日は、東京の四谷で仕事の打ち合わせをさせて頂きました。職歴・実績も人間的にも素晴らしい方々との会話には学ぶべきことがたくさんありました。

 このプロジェクトに関与させて頂くことは、自分自身にとって大きな成長のチャンスだと思っています。

 いろいろ話す中で、自分の現状の実力では明らかにスキルが不足している部分があります。
チャレンジングなプロジェクトです。

 こういうことに直面した時、高揚してきます。不足しているスキルが明確になれば、あとは、それをいかに埋めるかに尽力するだけです。


 たまに東京に来ると、やはり関西とは市場規模が違うなと圧倒されてしまいます。それもいい刺激です。
posted by 田辺 大 at 22:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記(仕事のこと) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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