2009年03月23日

決断は、怖くても前に進もうという勇気が試される



[タイトル] 決断力 (角川oneテーマ21)
[著者] 羽生 善治


ある決断をしなければならない状況になりました。

自分自身が本当に大切にしているものに従うべきなのだろうと思います。

正直、何が前に進むことで、何がその逆なのかは分かりません。

だからこそ、自分自身が本当に大切にしているものを、しっかりと見極める必要があるのだと思います。


「決断力」を読んでいて、棋士という勝負師の世界の話は、ビジネスに通じるものばかりで、本質的なものを再認識することができました。
posted by 田辺 大 at 22:39| Comment(8) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

中期経営計画書のつくり方・見直し方

中期経営計画書のつくり方・見直し方.jpg

生きた中期経営計画の策定は、テクニックやノウハウだけではできません。(数字の羅列の経営計画であれば、テクニックだけで作れます。)

中期経営計画は、その企業の文化が表れるものだと思っています。

やはり、その計画書を読んでいると、ストーリーが浮かぶ…

そのようなものでないと、計画書としての意味は全くありません。

ですが、最初からそのようなものを作ることは容易ではありません。

なので、何度も何度も試行錯誤しながら、徐々に企業の特性を加味されたものを作り上げていくしか方法はありません。

そのプロセスを経て、やっと生きた計画書になるものだと思っています。


中期経営計画に関しては、いろいろな書籍やセミナーなどがありますが…

企業の特性によっても中期経営計画の構成は大きく変わってきます。

なので、絶対的なノウハウなどは、どこにもありません。

だからこそ、いろいろなものを見て、使える部分を集め、それを一旦自分で消化して、あるべき形を考えることの繰り返しが必要です。

そして、どこかのタイミングで量から質へ転換が起こります。

今日は、少しその転換を感じることができました。
posted by 田辺 大 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

「仕事と幸福、そして、人生について」




良書です。

良書に遭遇すると、ブログの更新がなかなかできなくなってしまいます(笑)

もう少しで、読み終えますが、内容を消化するのに時間がかかりそうです。

それは、当り前のことかもしれません。この本に書かれている内容は一生ものだからです。

早く読んでしまうのが、もったいない…しっかり時間をかけて考えながら読むべき一冊だと思います。

個人的な感想を書いても、消化しきれておらず、上滑りする感があるので、書きません&書けません。

もっと、消化できたら、改めて書くか、周辺の人には語ろうと思います(笑)



人は仕事を通じて幸福になるべきだと思います。

posted by 田辺 大 at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

知識ゼロからの幕末維新入門

知識ゼロからの幕末維新入門.jpg
知識ゼロからの幕末維新入門
幻冬舎刊
木村幸比古 監修
http://www.ryozen-museum.or.jp/

「幕末〜明治維新」を読み解くための最良の辞書です。一通りの人物・思想・時代背景などを体系だてて網羅しており、「分かり易い」の一言に尽きる&さすが目の付け所が「幻冬舎」と思える一冊です。



開国論…外国人を受け入れ、異国との貿易を積極に行う。

佐幕開国論…幕府の対応を尊重し、幕府や各藩の軍備を強化する。
      勝海舟

佐幕論…幕府を補佐する。会津藩などが有名

佐幕攘夷論…幕府を異国の脅威から守る。新撰組

攘夷論…外国人を排除すべきとの考え。幕末初期の思想の主流

討幕論…徳川幕府を倒し、新たな政権の樹立を目指す。長州藩、薩摩藩

尊王攘夷論…天皇の意向を尊重し、外国人を排除する。
      水戸藩や長州藩など討幕派志士の大義名分

*P118より抜粋



大まかに区切った思想だけでも、これだけのものがあり、同じ佐幕でも
佐幕開国論の勝海舟は佐幕論・佐幕攘夷論の立場からは命を狙われもして
いた…



今の時代の政治家と違って、思想は違えどそれぞれのの立場で命懸けで闘っているところに魅力を感じます。一方で、形骸化して弱り切った末期の幕藩体制などは、今の日本の政治と酷似している気がします。

それ故に、この時代から学ぶことが多いのだと思います。


「勝海舟 私に帰せず」を読みながら、並行してこの本を読んでいたので、理解が深まりました。もう少し、時間をおいて「竜馬が行く」を読み直してみようかなという気になってもきました。
posted by 田辺 大 at 23:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

「天は自ら助くる者を助く」




「天は自ら助くる者を助く」

何のビジョンも持っていない総理大臣…
その周りの志の低い政治家…
労働者をモノ扱いしている志の低い経営者…
煽るだけで、本質的なことには何も言及しないマスコミ…
安全な所からしかモノを言わない評論家…
学び続けることをしない国民…

特に酷いのは政治ごっこです。
毎日、毎日、圧倒的な時間と税金の無駄遣いが行われています。

一番思うことは、政治家に「品性」を感じる人がいないということです。居ても、数人しか浮かびません…


人間に一番大切なものは何よりも「品性」だと思います。スマイルズの作品には、「品性」という言葉がよく登場します。

「自助論」にも、勇気づけられる多くの言葉がありました…




「品性の生みの親」
人生の最高の目的は、人格を強く鍛え上げ、可能な限り心身を発展向上させていくことである。これこそが唯一の目標であり、それ以外のものはこのための手段にすぎない。最高の快楽や富、権力、地位、栄誉や名声を得たとしても、それは人生における最大の成功ではない。むしろ、
最高の人間性を獲得し、他人の役に立つ仕事に打ち込み、人間としての義務を果たしていくことこそ、いちばん立派な生き方なのだ。


〜人は誰でも、すぐれた人格を得ることを人生最大の目的とすべきである。正しい手段でそれを得ようと努力すれば、ますます生きる力がみなぎり、人生観もゆるぎないものとなるだろう。たとえ実現はできないとしても、人生には高い目標を持つことは少しもムダではない。
「顔を高く上げようとしない若者は、いつしか足もとばかり眺めて生きるようになるだろう。空を高く飛ぼうとしない精神は、地べたをはいつくばる運命をたどるだろう」〜



これらの言葉に対する感想を書こうと思っても、書けません…
これ以上の表現は、ないからだと思います。
posted by 田辺 大 at 22:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

白いネコは何をくれた? No Change Today,No Change Tomorrow!





現状に不満がある場合、その原因は現在にあるのではなく、過去にあります。過去があっての現在です。逆に言えば、未来を変える場合、現在の行動を変えればいいんです。それが戦略を考える、ということです。

理想的な未来を現実化すべく、今から考え、実行していけば、未来が変わります。未来を変えるには、今を変えればいいんです。

ではどのように今を変えればいいのか? それが戦略です。
                     
                             著者 佐藤義典氏

                                

マーケティングコンサルタンティング会社、ストラテジー&タクティクスの佐藤義典氏の独自のマーケティング戦略の統合フレームワーク「戦略BASiCS」をストーリー仕立てに誰にでも分かり易く書かれています。私にとっても、座右の書のひとつになりました。

この本では、象(ガネーシャ「夢をかなえるゾウ」)ではなく白いネコ(ボロ)が喋ります。ガネーシャは「哲学」を教えてくれていましたが、ボロは「マーケティング」を教えてくれます。

「戦略BASiCS」の詳細は割愛しますが、個人に置き換えると…

「お前はどこで、誰と戦っているのか?」(Battlefield)
「お前は誰だ?お前らしさとは何だ?」(Asset)
「お前にしかできないことは何か?」(Strength)
「お前は誰と共にいたいのか?」(Customer)
「お前は誰だと世に宣言するのか?」(Selling message)

と、ボロは言っています。

*きれいで客観性・説得性のある戦略は、5つの質問に対しての答えに一貫性があります。

いろいろ心に響いた言葉はありますが、中でも「お前は誰と共にいたいのか?」という投げかけが一番印象に残っています。


「お前は誰と共にいたいのか?」、「お前は誰と共にいたいのか?」、「お前は誰と共にいたいのか?」…

何故だか分かりませんが、とても感傷的な気分になりました…


私が共にいたいのは「与えられる未来でなく創り上げる未来を選ぶ人」です。
そのために、自分自身は何をすべきか…自ずとやるべきことが見えてきます。

「戦略BASiCS」では、特に「強み・差別化(Strength)」と「独自資源(Asset)」の切り分け方は、とてもユニークで本質的な定義付けだと思いました。


@強み・差別化とは、その通りの意味ですが、顧客の目に見え、直接的に価値のあるものです。例えば使いやすい製品、近くにある店舗などです。
A独自資源とは、その強み・差別化の「源泉」となるものです。その「使いやすい製品」という差別化がなぜ「自社にしかできないのか」というのが、独自資源です。

「強み・差別化」という優位性を長期的に維持可能にするものが「独自資源」です。
                                    〜本文より〜

確かに、これ以上簡潔明瞭な表現はないです。



この一冊の本で得られる知識は、ものすごく大きな価値があります。ですが、それを知恵に変えるために、たくさんの稽古が必要です。

知識を知恵に変えれて、初めてこの1冊を読んだと言えるのだと思います。ですので、読破までには、まだまだたくさんの時間が必要です。


「強みは弱み」、「弱みは強み」、「私は私」…

例えば、「大きな組織」…これだけでは、「大きな組織」というだけの事実で、「強み」でも「弱み」でもありません。
「大きな組織」のため意思決定に時間がかかる、保守的な風土で柔軟性に欠けている状態であれば、「大きな組織」というのは「弱み」です。「大きな組織」なので、専門性の高い人材が豊富、社員教育にお金をかけられる、全国に有機的なネットワークを構築している…などがあれば、「大きな組織」というのは「強み」です。

そして、差別化戦略には、以下の3つの軸しかありません。

・手軽軸:早く安く便利に
・商品軸:最高品質・最高技術
・密着軸:お客様のニーズに徹底的に応える

どの軸であれば、自社は自分は「私は私」で居られるのでしょうか?

小さい組織なら、背伸びして、「商品軸」で勝負しなくても、自社・自分の特性を活かして密着軸で勝負したらいいのです。

外資系のコンサルティングファームであれば、「商品軸」で戦っています。私自身は、外資系のコンサルティングファームの仕事に興味がありません。そして、私が仕事を一緒にさせて頂いているお客様や事業創発支援プログラム(カンパニープログラム)のメンバーもそうだと思います。(私が勝手に思ってだけかもしれませんが…)特に、今取り組んでいるプロジェクトには一般解はありません、ほとんどが特殊解ばかりです。

だから、「密着軸」で戦っています。お客様やメンバーの課題を知りつくし、個々の戦略をカタチにしていく、これが「私は私」で居られる仕事なのだと思っています。

「私は私」…深い意味を持っている言葉です。
posted by 田辺 大 at 22:57| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月21日

良書ラッシュ!!


「薩摩のキセキ 日本を礎を築いた英雄たちの真実!」
稲盛和夫 氏(京セラ名誉会長) 推薦
井上雄彦 氏(「スラムダンク」「バガボンド」) 装画
(お二人とも鹿児島県出身です。)



読書の秋だからではないですが、並行して読んでいる本が、過去最大になりました。

企画書を書くために…
実務の力を上げるために…
自己研鑽のために…
気分転換のために…

と、目についたものを買って読んでると、増えすぎてしまいました(笑)
整理のために、列記してみました。
次は、これらの本に増えていく「ドッグ・イアー(Dog ear)」の部分をメモにまとめるが大変です。
知識を知恵に変えるため、自分のものにしていくために必要な工程だと思っています。


@「本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー」
  養老孟司・竹村公太郎著
  PHP新書

環境問題の素人でも理解し易い、やさしい文章で書かれていて、大変参考になります。
「日本の食料自給率40%」
→本質で見抜くと、生産額ベースだと自給率は70数%。
→カロリーベースだと40%となるが、それは日本では消費しているカロリーが高過ぎるから
→カロリーベースでアフリカの食料自給率を算出すると100%になる。

何となく違和感をおぼえるものは、やはり本質を見せないようにしているものが多いと思います。





A「覚悟のすすめ」
  金本知憲著
  角川ONEテーマ21

…どんな職業であっても、仕事がうまくいけば喜んでくれる人がいるはずだ。そういう人を
もっと喜ばせようと考えれば、不平不満や愚痴をいっている余裕などない。もっと頑張ろう
という気になるはずだ。その積み重ねが、結果や評価につながってくるのだ。
本文より

阪神ファンでなくても、集中して一気に読んでしまえると思います。本物のプロ野球選手が
語ることは、どの業界でも大変参考になるものばかりです。



B「薩摩のキセキ 日本を礎を築いた英雄たちの真実!」
  薩摩総合研究所
  総合法令

西郷隆盛の「大きく叩けば大きく、小さく叩けば小さく…」というパーソナリティを見抜き
側近へ登用した島津斉彬の逸話に学ぶことがたくさんあります。

島津斉彬と西郷隆盛、勝海舟と坂本龍馬…理想的な師弟関係だと思います。


C「西郷隆盛の人生訓 敬天愛人」
  童門冬二著
  PHP

勝海舟に続き、このシリーズを読んでいます。





D「男のための自分探し」
 伊藤健太郎著
  1万年堂出版

今まで読んだ哲学系の本では、最も分かりやすく興味深く読めた一冊です。
「ドッグ・イアー(Dog ear)」が多すぎて…どうまとめていいのか分かりません(笑)
お勧め度☆☆☆☆☆





E「オーナー経営者のための『株式上場』を考えた時に読む本」
  日本総合研究所主任研究員 手塚貞治著
  すばる舎リンケージ

とても論理的で、とても実務的な一冊です。
経営企画系の職種の人に限らず役立つ一冊です。
お勧め度☆☆☆☆☆


F「株式公開を目指す企業のためのビジネスプラン策定マニュアル」
  日本総合研究所主任研究員 手塚貞治著
  すばる舎

第三者に客観的に説明ができない事業計画を策定する企業がダメな
理由が論理的に説明されていて分かり易い1冊です。
あぁ、こういう風に伝えたら良かったんだと思える部分がたくさん…
これを自分の言葉で言えるようになるべく、日々勉強です。





G「未来を予見する5つの法則」
 田坂広志著
  光文社

田坂さんの世界観に、ただただ納得してしまいます。
何となく前向きな気持ちになります。


他に数冊。


決して速読ではない私の処理能力はオーバーしています(笑)
読書より安い自己投資はこの世にないと思いますが、これだけ
の良書ラッシュは初めてです。

企画書を書くなどの必要を迫られてという理由もありますが…

読むだけで終わってはもったいないので、企画書にも反映するし、
しっかり自分のものにもしていきたいと思います。
posted by 田辺 大 at 23:13| Comment(4) | TrackBack(1) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

「ジャージの二人」

ジャージの二人.jpg

「ジャージの二人」

備忘録

NHK大河ドラマ「篤姫」での堺雅人さんの演技が好きで、興味が湧き観たくなった作品です。徳川家第13代将軍 家定は堺雅人さんのハマり役だと思います。

こんなに観ていて和む映画は、なかなか無いと思います。肩に力が入らず、かといって、内容が無いわけではない。

セリフとセリフの行間が、とてもユーモラスで、少し切なかったり…
何度も観たくなる、作品です。


監督・脚本:中村義洋(『アヒルと鴨のコインロッカー』『チーム・バチスタの栄光』)
原作:長嶋有
出演:堺雅人、鮎川誠(『シーナ&ロケッツ』)、水野美紀、田中あさみ、ダンカン、大楠道代
配給:ザナドゥー
2008年/日本/93分

梅田ガーデンシネマ
posted by 田辺 大 at 20:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

一日一生




過去の出来事に後悔するより、見えない未来に恐怖し不安がるよりも、今日一日に集中し最大限に活用する…“悩み”を消し去る方法はそれしかない。

この2週間、体調は絶不調でした。

しんどい時に、しんどいと人に言っても、その原因となる本質的な“悩み”を理解してもらえることは無いと思っています。まぁ、自分自身でも完全に理解できていないのですから。しんどいと言ってしまうと、負のオーラが出るのか、人が離れていくと感じることがあります。人間も動物だから、“強いもの”を求める本能があるからでしょうか…

“悩み”に囚われていない時は、どんな時かを考えました。それは、何かに没頭できている、集中できている時です。それしかないです…

「一日一生」という言葉は、以前から知っておりました。ですが、何となく好きな言葉ではありませんでした。この言葉から、何か精神論みたいな印象しか受けなかったからです。

心身ともにしんどい状況を打破しようと、いろんな本を読みあさりました。

D・カーネギー「道は開ける」

有名すぎて、あまり興味を持っていなかった本ですが…“悩み”の対処法などの記載は、とても合理的で分かり易いです。

“悩み”の正体と、“悩み”に囚われていない時を知ること。それだけで、楽になってきました。
posted by 田辺 大 at 23:34| Comment(5) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

承認欲求 「認められたい」をどう活かすか?




読書メモ

人間は社会的動物である以上、自分を知るためには他人の承認が欠かせない。また、誰もが承認欲求を持っている。その承認欲求は、他の様々な人間の欲求が利己的な性質が強いのに対し、利己的な側面とともに利他的な側面もある。そもそも承認は、受動的な性質のものである、いくら認められることを望んで努力しても、相手が認めてくれなければ承認されないので、欲求を満たすことはできない。そして、他人や社会から認めてもらうためには、他人や社会に役立つことが必要条件になる。本当に周囲の人や世間から認めてもらおうと思えば、たゆまぬ研鑽と、正しい信念に基づいた行動が不可欠になる。

相応の努力もせず、認められることも、誉められることもない者が、わざと周囲の目を引き存在感を示すために、反社会的、公共心の欠落した行動をすることがあります。これも屈折した承認欲求の表れです。

正の承認欲求と屈折した承認欲求の両方の本質を理解することで、いろいろと物事や自分自身を客観的に見ることができます。

最近、自分の中でこの「承認欲求」について考えることが多いです。確かに、人間は「承認欲求」を満たすために生きているのかもしれません。

人の「認められたい」、自分自身の「認められたい」をどう活かすか?

それによって、能力の伸長と発揮は大きく左右されます。
posted by 田辺 大 at 22:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

「あたらしい戦略の教科書」




とてもやさしい、とてもあたらしい、戦略論です。


この本の内容を、個々のプロジェクト・メンバーが自分のものにできていれば、ビジネスの世界には、そうそう不可能なものはないと思えます。少なくとも、戦略が明確であれば業務効率は大幅に上がります。

それだけ内容があり、戦略論について書かれた本では、最も分かりやすい一冊だと思います。

しっかり、自分のものにしていきたい。そのためには、一人で考えるだけでなく、メンタリティの似た人たちとの対話を通じ、実践し、検証し、改善するというサイクルが必要です。

この本に、ピンっときた方、一緒に学びませんか?

何度も何度も、反復してやっと自分のものになる。近道はありません。

posted by 田辺 大 at 21:57| Comment(12) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

「百万円と苦虫女」


7月20日(日)備忘録

夏の夕暮れ時は、何か寂しくなってきます。
そんな時は、シネコンへ…
前から気になっていた「百万円と苦虫女」を観ました。
邦画を観たのはいつ以来でしょうか…
それに、映画館で観たとなるといつ以来なのか記憶がありません。
そんないつ以来の映画館での邦画か分かりませんが、気になっていただけあって、おもしろい作品でした。世間で、蒼井優の演技力が評価される理由が何となく分かりました。「毅然とした爽やかさ」というでしょうか…確かに魅力的です。

「百万円と苦虫女」
[監][脚]タナダユキ
[歌]原田郁子
[出]蒼井優 森山未來 ピエール瀧 竹財輝之助 齋藤隆成 笹野高史 佐々木すみ江 嶋田久作 モロ師岡 石田太郎 キムラ緑子 矢島健一


シネプレックス枚方 
posted by 田辺 大 at 18:36| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

熱いドラマ…

NHK土曜ドラマ「監査法人」

ここ1ヶ月ほど、とにかく毎週土曜日の21時が待ち遠しかったです。
これほど興味深いドラマは久し振りです。このドラマで描かれている主役の葛藤が痛いほど理解できます。めちゃめちゃ熱いドラマです。毎回、観ながら自分が経験した過去の出来事、そして、将来に経験するであろう出来事を考え、自分自身も熱くなってくる感じがします。

全6話というドラマなので、分り易く脚色していますが、そのいずれも現実の世界で起こっていることです。

次の最終話の最後の最後に僅かながら「救い」があるのだろうなと思っています。その僅かな「救い」を実感するために日々仕事をしているのだと思っています。

次週の最終話が楽しみです!



第1話       「会社、つぶせますか」
第2話       「800億円の裏帳簿」
第3話       「粉飾の連鎖」
第4話       「崩壊の序曲」
第5話       「夢の代償」
第6話(最終話) 「会社、救えますか」
posted by 田辺 大 at 23:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

「思考するカンパニー 欲望の大量生産から利他的モデルへ」



アミタ株式会社
代表取締役 熊野 英介 著

この本を読むのは、2回目です。



本文「見つからない未来」より
 この国には、およそ100年前に「自分の国だけが繁栄すればいい」という国民がいた。そして、彼らはその国に裏切られた。
 およそ50年前に「自分の会社だけ繁栄すればいい」という大人がいた。そして、彼らはその会社に裏切られた。
 「自分の家族だけ幸せであればいい」という家族中心主義が正義であるとする大人たちが日本人型善人の典型として、「なぜ、こんな道徳観のない世の中になったんだ!」と嘆く。
 そして今、「自分だけが幸せになればいい」と多くの若者が彷徨っている。



そんな国が世界から取り残されるのは当たり前のことなのでしょう。事実、日本は経済も、教育レベルもOECD加盟国の中で低下の一途を辿っています。

「自分の国だけが繁栄すればいい」、「自分の会社だけ繁栄すればいい」、「自分の家族だけ幸せであればいい」、「自分だけが幸せになればいい」という人間の本能(利己)に忠実な欲に基づく価値観ってめちゃくちゃ分かり易いものだと思います。

その反対である「世のため、人のため」という利他の価値観というのは、分かり難いものであり、とても儚いものです。儚いものをどう“カタチ”にするのか…

この本では、人間を「性悪説」とか「性善説」ではなく「性弱説」で考えています。善とか悪で話をするより、弱いものだから、どうすべきなのかを考える方が生産的です。



本文より
「人間は弱いから嘘もつくし、見栄も張る。しかし、一方で自己犠牲や『他人のため』という利他的な欲求ももっている。その利他的な欲求に根付いた経済モデルをつくること、それをもって新産業革命を起こしたいのだ。」



この価値観は、私たちが新規事業で取り組んでいるものと本質的に同じものだと思っています。いつか、アミタ社の新産業革命に合流できるまでのカタチにしたいとの想いを強く持つために、再読してみました。
posted by 田辺 大 at 22:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

「いい会社をつくりましょう。」




「いい会社をつくりましょう。 〜たくましく そして やさしく〜」

これほど、本質的でシンプルな社是は他にないと思います。


平成19年、社団法人中小企業研究センター「グッドカンパニー大賞」、最高賞「グランプリ」を受賞した伊那食品工業鰍ニ代表取締役会長の塚越 寛 氏の哲学に触れ、ただただ勇気付けられました。

読了後の感想は、恥ずかしながら「本物は素晴らしい」というものしか出てきません。そして、ただ興味が湧いたということに留めず、実践したい。実践できる環境を作りたい。“志”を同じにして仕事をしている人達と、これを共有したい。そして、それぞれが想う「いい会社」について話し合いたい…

伊那食品工業鰍ヘ、寒天という素材を使って、「かんてんぱぱ」などの最終商品を作って一般消費者に直接関与する企業ですが、素材産業そのものでも「いい会社」モデルを作りたい…

環境マーケティング、CSRコンサルティングの企業での「いい会社」モデルを作りたい…

それらを、今関与させてもらっている新規事業のビジネスモデルに組み込めないか…

思うままに書きましたが、これから、これらのことについて何百回、何千回と考える過程で、少しずつ自分のものになっていくのだと思います。
posted by 田辺 大 at 01:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

「日本でいちばん大切にしたい会社」

「日本でいちばん大切にしたい会社」
坂本 光司 著
あさ出版


新聞の書籍広告の欄に「電車で読まないで下さい。泣いてしまうので…」という様なキャッチコピーがありました。確かに、泣いてしまいそうになる箇所がいくつかありました。決して大袈裟なキャッチコピーではありませんでした。


「会社は誰のために?」という問いに対し、私は一番にくるべきものは「社員」だと思っています。社会では、その問いに対する回答は、「顧客」、もしくは「株主」というのが一般的ではないでしょうか。一番は「社員」だと明確に語っている、この本の内容に共鳴しました。

また、経営理念を自分なりに考えていると、いつも最終的に出てくるのは「いい会社を作る」というものでした。何か全然崇高な感じがしない…しかし、「社員の幸せのための経営」「戦わない経営」を貫き、48年間増収増益の伊那食品工業の社是は「いい会社をつくりましょう」です。「いい会社」には、たいへん本質的で深い意味があります。

「『日本でいちばん大切にしたい会社』を世に出すこと。これが私の仕事です。」と言い切れる自分を作りたいものです。




会社経営とは「五人に対する使命と責任」を果たすための活動
一、社員とその家族を幸せにする
二、外注先・下請企業の社員を幸せにする
三、顧客を幸せにする
四、地域社会を幸せに、活性化させる
五、自然に生まれる株主の幸せ


「いい会社をつくりましょう」伊那食品工業の社是
posted by 田辺 大 at 23:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月02日

「勝海舟の人生訓」

「どんな権力者でも不誠実は許すな」

「行いは自分のもの、評価は他人のもの」

「水の思想」→状況に合わせて己を変えているように見せながら、しかし本質は少しも変えていない。あくまで自己というものは持ち続ける。



勝海舟.jpg
「勝海舟の人生訓」
童門冬二 PHP研究所


古今東西を問わず、私が好きな人物は誰に対してもフェアである人です。簡単そうで、なかなかできるものではありません。どんなに世間で立派だと言われている人でも、人によって態度を変える様子を見てしまうと興醒めしてしまいます。

文庫本「竜馬が行く」全8巻を読んだ中で、一番気になった人物は勝海舟でした。勝海舟は、まさに誰に対してもフェアで「私」というものが無い人物であったと認識しました。

ここ1、2週間はいろいろ考えすぎて、脳がお疲れモードで、新聞などを読む気になれず、溜まりっぱなしでしたが…

気になって買っていた、この本だけはスラスラ読めました。生きるヒントがたくさん書かれており、勇気付けられる一冊でした。
posted by 田辺 大 at 22:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

「悩む力」

「悩む力」.jpg
「悩む力」
姜尚中(カンサンジュン)
集英社新書


「悩み」の本質とは何なのでしょうか?
人から悩みを相談されることがあっても、私はあまり人に悩みを相談することが少ないかもしれません。これが「悩み」だったりもするのですが…(笑)

何か、自分の「悩み」というものは、突き詰めると自分自身の潜在的な「エゴ」から生まれてくるものだと思ったりもしています。

だから、人に「悩み」を相談するということを考える前に、この「悩み」は自分のしょうもない潜在的な「エゴ」から生まれているのだなと考え自己完結してしまいます。「エゴ」ではないと思えた時、初めて口に出しているのかもしれません。これは、自分の性格です。正直、しんどい…(笑)

「人に悩みを相談する。」という響きが嫌いです。なんか、相談相手に依存しているようで…

だから、「人と話して視野を広げる、視点を変える。」ぐらいの認識で丁度いいのだと思っています。

姜尚中さんの文章が好きです。また、この本を読んで、狭くなりつつある視野を、広げたいと思います。
posted by 田辺 大 at 22:00| Comment(9) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月22日

「REAL」創刊!

REAL.jpg

本日は、日本経済新聞社の季刊誌「REAL」の創刊号の発売日です。

何故、私がこの雑誌の興味を持っていたのかというと、私にマーケティングの分野に興味を持つキッカケを与えてくれて、私の仕事の目標となっているマーケティング・プランナーの方が執筆されているページがあるからです。

初稿の段階で、一度原稿を見せて頂きました。そこから編集の方からの要望が加わり、手直しをされていました。編集の方の要望というのが、いろいろとありそれだけの要素を限られた文字数で表現できるのかと思っていました。

ですが、そこはプロとプロの仕事です。初稿から、編集の方の要望を加え、さらにいい原稿に仕上がっていました。

他にも、興味深い内容の記事(「真実はスタンダードにあり」など)が多く、こういったコンセプトの雑誌は今までにありそうでなかったなと思います。1年間は季刊誌で年4回の発刊、一年後からは毎月の発刊となるそうです。

文章で、人の興味や意欲を湧き起こす。これって、スゴイことだと思います。文章は、書き手の生き様や哲学が現れるものだと思っています。

特に、身近な方の文章が初稿から本掲載される過程を垣間見させて頂いて、より実感しました。

いつかは、そんな文章が書けるようになりたいものです。
posted by 田辺 大 at 22:17| Comment(6) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月21日

「竜馬がゆく」

安藤忠雄氏が好き→氏の設計の「坂の上の雲ミュージアムに行く→「坂の上の雲」の世界観、司馬遼太郎作品の魅力にはまる→「坂の上の雲」読了後、「竜馬がゆく」へ

明治維新前後の両作品を読み、この時代の熱さに触れ、いろいろ考えすぎ体調崩す…
おもしろいのですが、5巻目ぐらいから、考えて、考えて…考えすぎて…



「竜馬がゆく」文庫本四巻より
−竜馬と大久保一翁の会話−

「諸藩の門閥、高禄の武士もだめです。三百年、暖衣飽食してきた家から、時勢のために死のうという健児が出るはずがない」
要するに、武士階級は根が腐りきって時代を担えなくなっている、というのである。
「百姓、町人がいいのか」
一翁は、疑わしそうな眼をした。竜馬もおなじ眼つきをして、くびを横にふった。
「いけませんな」
なぜなら、百姓、町人という階級は、徳川の政策で、自分の階級に誇りをもたないように訓練されてきている。
それに、欲望があって教養がない。さらに、徳川政策である、「民は由らしむべし、知らしむべからず」という方針のおかげで、税金をとりたてられるだけの被支配階級になっており、ことばをいいかえれば、社会に対する一種の「無責任階級」になっている。そういう階級からは、私欲を無視して公共のために働こうという物好きが出にくい。
「こんな妙な階級をつくったのは、大久保さん、徳川家の罪ですよ」



この一節を読んで、考えた…「諸藩の門閥」を政治家・マスコミに置き換え、「百姓、町人という階級」を国民に置き換えたら…これって、今の日本の姿そのままだなって。

「坂の上の雲」、「竜馬がゆく」の二作品を読みながら、現在のいろんなことに置き換えて読んでいます。実際に、置き換えられるものばかりです。何で、人間は歴史から学べないのだろうな。生き方が器用でない私は余計に歴史から学びたい気持ちが強くなりました。

まぁ、体調崩すほど考えるのは本意ではないですが(笑)
posted by 田辺 大 at 23:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。