2008年06月29日

「思考するカンパニー 欲望の大量生産から利他的モデルへ」



アミタ株式会社
代表取締役 熊野 英介 著

この本を読むのは、2回目です。



本文「見つからない未来」より
 この国には、およそ100年前に「自分の国だけが繁栄すればいい」という国民がいた。そして、彼らはその国に裏切られた。
 およそ50年前に「自分の会社だけ繁栄すればいい」という大人がいた。そして、彼らはその会社に裏切られた。
 「自分の家族だけ幸せであればいい」という家族中心主義が正義であるとする大人たちが日本人型善人の典型として、「なぜ、こんな道徳観のない世の中になったんだ!」と嘆く。
 そして今、「自分だけが幸せになればいい」と多くの若者が彷徨っている。



そんな国が世界から取り残されるのは当たり前のことなのでしょう。事実、日本は経済も、教育レベルもOECD加盟国の中で低下の一途を辿っています。

「自分の国だけが繁栄すればいい」、「自分の会社だけ繁栄すればいい」、「自分の家族だけ幸せであればいい」、「自分だけが幸せになればいい」という人間の本能(利己)に忠実な欲に基づく価値観ってめちゃくちゃ分かり易いものだと思います。

その反対である「世のため、人のため」という利他の価値観というのは、分かり難いものであり、とても儚いものです。儚いものをどう“カタチ”にするのか…

この本では、人間を「性悪説」とか「性善説」ではなく「性弱説」で考えています。善とか悪で話をするより、弱いものだから、どうすべきなのかを考える方が生産的です。



本文より
「人間は弱いから嘘もつくし、見栄も張る。しかし、一方で自己犠牲や『他人のため』という利他的な欲求ももっている。その利他的な欲求に根付いた経済モデルをつくること、それをもって新産業革命を起こしたいのだ。」



この価値観は、私たちが新規事業で取り組んでいるものと本質的に同じものだと思っています。いつか、アミタ社の新産業革命に合流できるまでのカタチにしたいとの想いを強く持つために、再読してみました。


posted by 田辺 大 at 22:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この会社、最近露出が多いですね。
Posted by せの at 2008年06月30日 08:42
こんにちは!
ご無沙汰してます〜〜Σ(●´д`ノ)ノ

久しぶりな上に突然なんですが
ブログを閉鎖する事にしました。
ホントに急な話で申し訳ないです(´・ω・`;)
もしまたブログ開設したら知らせにやってきます。
だいさん、今まで仲良くしてくれて
本当にありがとうございました!
これからも遊びに来るのでよろしくお願いしますね★
Posted by あかね at 2008年06月30日 16:18
せのさん

私は、この本とアミタ社のHPしか知らないですが、他にどんな媒体で露出してますか?

Posted by だい at 2008年06月30日 20:53
あかねさん

お久しぶりですね。まだまだ新妻だと思いますよ(笑)
まぁ、りゅうちゃんやあすかちゃんが居てるので、どこかでつながっているような気がしてますよ。これからも、よろしく!
Posted by だい at 2008年06月30日 21:01
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